旅路   旅路

■編集・発行:8・12連絡会
■制作:上毛新聞社出版局
■お問い合わせ:8・12連絡会
※この本の印税は、慰霊の園に寄付されます。

8・12連絡会に活動の記録をまとめたもの。8・12連絡会では、会報[おすたか]と文集「茜雲」を発行している。特に会報「おすたか」は、全国の遺族の情報を共有し、「安全を求める』遺族の枠を超えた市民の活動の大きな求心力となっている。
この本は、8・12連絡会事務局から21年目に出された。事故を起こした企業の体質を問い、再発を防ぐ重要性を提言し、『失われた命を生かして欲しい』と訴える。
同書で、初めて公開する文書もある。日航や米ボーイング社などの関係者の不起訴処分を決めた前橋地検が、90年に開いた遺族への説明会でのやり取りだ。この説明会は、8・12連絡会の強い要望で開かれた。当時の前橋地検の検事正は、遺族にこう語っている。「過失のある人を罰する為に裁判をする。事故原因究明のためにやるのではない」。又、「企業責任は問いたかった」ボーイング社への嘱託尋問はついにされなかったことについては、「刑事罰は国の主権が、シビアにぶっかる場面、国と国の協力が欲しい」と語った。現在、ボーイング社への時効は中断したままにある。

事故の遺族が最も求めるものは「真相の究明]であり、そこから引き出される再発防止策であり、処罰を優先する刑事罰ではない。この本にある20年前の検事正と遺族のやり取りは、巨大事故における責任追及のあり方や、事故調査機関の重要性を提言した貴重な内容となっている。

8・12連絡会事務局に在庫あります



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